「私は昔から我慢強い方なんです」
自律神経の不調で来院される患者さんから、
むしろ、自律神経失調症、不眠、めまい、耳鳴り、慢性疲労、
一般的には「我慢強いことは良いこと」と考えられています。
今回は、
我慢強い人は身体からのSOSを無視しやすい
本来、人間の身体は危険を察知すると様々なサインを出します。
疲労感
肩こり
頭痛
胃腸の不調
睡眠の質の低下
集中力の低下
気分の落ち込み
これらは身体からの警告です。
ところが我慢強い人は、
「まだ頑張れる」
「これくらい大丈夫」
「弱音を吐いてはいけない」
と考え、身体のサインを無視してしまいます。
車で例えるなら、
最初は問題なく見えても、
ストレスは蓄積型である
ストレスは一度に大きなものが来るよりも、
仕事のプレッシャー
人間関係の悩み
家事や育児の負担
将来への不安
睡眠不足
こうしたストレスが積み重なると、
交感神経が過剰に働き続けることで、
心拍数の増加
血圧上昇
筋肉の緊張
脳の興奮
が続くようになります。
しかし我慢強い人はストレスを感じていても「まだ平気」
結果として、自律神経は休むことなく働き続けることになります。
真面目な人ほど脳が休まらない
近年の研究では、
特に真面目な人は仕事が終わっても、
失敗したことを思い出す
明日の予定を考える
人間関係を気にする
将来を心配する
といった反芻思考を続けやすくなります。
身体は休んでいても脳は働き続けている状態です。
その結果、
寝ても疲れが取れない
朝からだるい
眠りが浅い
常に緊張感がある
という症状が出やすくなります。
自律神経失調症の始まりは小さな違和感
多くの方は突然倒れるわけではありません。
最初は、
肩こりが取れない
首が重い
目が疲れる
寝つきが悪い
胃腸の調子が悪い
程度の症状から始まります。
しかし我慢強い人は、
「年齢のせい」
「疲れているだけ」
「そのうち治る」
と考えます。
そして数か月から数年かけて、
慢性疲労
不眠症
動悸
めまい
耳鳴り
パニック症状
不安障害
などへ進行していくことがあります。
なぜ休んでも改善しないのか
患者さんからよく聞くのが、
「十分休んでいるのに治らない」
という言葉です。
実は自律神経の問題は単純な疲労ではありません。
長期間のストレスや緊張によって、
身体は休めても、
そのため、
旅行へ行った
有給を取った
睡眠時間を増やした
にもかかわらず症状が残るケースがあります。
シナプス療法が注目する神経の働き
当院で行っているシナプス療法では、
慢性的なストレスや緊張によって神経の伝達異常が起こると、
その結果、
首こり
肩こり
頭痛
めまい
耳鳴り
不眠
自律神経症状
などが長引くことがあります。
シナプス療法では神経伝達の正常化を目指し、
実際に、
長年の不眠が改善した
めまいが減った
耳鳴りが気にならなくなった
疲れにくくなった
という声をいただくことも少なくありません。
もちろん症状や経過には個人差がありますが、
今日からできるセルフケア
我慢強い人に最も必要なのは「限界まで頑張らないこと」です。
具体的には、
疲れる前に休む
深呼吸を意識する
睡眠時間を確保する
スマホを見る時間を減らす
散歩を習慣化する
自分の感情を言葉にする
などが有効です。
特に散歩は副交感神経を活性化しやすく、
毎日10分から20分程度でも継続することで身体は変わっていき
まとめ
我慢強い人ほど自律神経が壊れやすいのは、
真面目な人ほど限界まで頑張り、ストレスを抱え込み、
その結果、自律神経のバランスが崩れ、不眠、めまい、耳鳴り、
もし現在、
検査では異常がない
休んでも回復しない
原因不明の不調が続いている
という状態なら、
身体は我慢大会をするために作られているわけではありません。
頑張ることも大切ですが、
長引く自律神経症状でお悩みの方は、